TEXI2DVI(1) | User Commands | TEXI2DVI(1) |
名前¶
texi2dvi - Texinfo ドキュメントを印刷する
書式¶
texi2dvi [option]... FILE...
説明¶
全ての相互参照が解決され、全ての索引を作られるまで、各 Texinfo または LaTeX FILE を TeX に順番に通す。 各ファイルを含んでいるディレクトリは、 インクルードされるファイルは、各々のファイルが置かれている ディレクトリーで検索される。 ファイルの拡張子は、その言語 (LaTeX または Texinfo) を決定するために使 われる。
必要ならば、TeX を実行する前に Texinfo マクロの展開を実行するために makeinfo が使われる。
動作モード:¶
- -b, --batch
- (ユーザーとの) インタラクションをしない。
- -c, --clean
- 全ての補助ファイルを削除する。
- -D, --debug
- シェルのデバックを有効にする (-x を設定する)。
- -h, --help
- このヘルプを表示し、正常終了する。
- -o, --output=OFILE
- 出力を OFILE に書き出します (--clean が暗黙で指定されます)。このオプションを指定した場合は、入力ファイル FILE は一つしか指定できません。
- -q, --quiet
- エラーが出るまで出力しない (暗黙のうちに --batch が設定される )。
- -s, --silent
- --quiet と同じ。
- -v, --version
- バージョン情報を出力し、正常終了する。
- -V, --verbose
- 実行したことを表示する。
TeX の調整:¶
- -@
- プレロードされる Texinfo に対して、 \input ではなく @input を使う。
- -e, -E, --expand
- makeinfo を使って、マクロ展開を強制的に行う。
- -I DIR
- ディレクトリ DIR で Texinfo ファイルを探す。
- -l, --language=LANG
- LaTeX ファイルまたは Texinfo ファイルの LANG を指定する。
- -p, --pdf
- 処理の際に pdftex または pdflatex を使う。
- -t, --texinfo=CMD
- 入力ファイルのコピーに関して、@setfilename の後に CMD を挿入する。 複数の値を指定できる。
もし設定されているのならば、環境変数 BIBTEX, LATEX (または PDFLATEX), MAKEINDEX, MAKEINFO, TEX (または PDFTEX), TEXINDEX の値がコマンドを 実行するために使われる。
バグ報告¶
バグの報告は <bug-texinfo@gnu.org> 宛に、 一般的な質問や議論は <help-texinfo@gnu.org> 宛に送ってほしい。 Texinfo のホームページは http://www.gnu.org/software/texinfo/ です。
著作権¶
Copyright © 2003 Free Software Foundation, Inc. There is NO warranty. You may redistribute this software under the terms of the GNU General Public License. For more information about these matters, see the files named COPYING.
関連項目¶
texi2dvi に対する完全なドキュメントは、Texinfo のマニュアルとして管理されている。あなたのサイトで info や texi2dvi プログラムが適切にインストールされていたら、 コマンド
- info texi2dvi
で、完全なマニュアルを読めるでしょう。
February 2003 | texi2dvi 1.14 |